
STEP2 資金計画・諸費用
【不動産購入の流れ Step2】
マイホームの予算はいくら?
失敗しない資金計画と
見落としがちな「諸費用」の話
夢のマイホーム、お金のことは後回しにしていませんか?安心して家探しを進めるために、
最も大切な「資金計画」の立て方を分かりやすく解説します。
「借りられる額」ではなく「無理なく返せる額」で考えよう

資金計画を立てるとき、多くの人がまず気にするのが「自分は一体いくら住宅ローンを借りられるんだろう?」ということです。もちろんそれも大切ですが、もっと重要な考え方があります。
それは、「毎月、いくらなら無理なく返済していけるか?」という視点です。
例えば、今の家賃や駐車場代が月10万円なら、それと同じくらいの金額がひとつの目安になります。住宅ローンは30年、35年と非常に長い付き合いになります。旅行に行ったり、美味しいものを食べたり、趣味を楽しんだり…といった、暮らしの楽しみを我慢しすぎなくても済むような、ゆとりを持った返済計画を立てることが、幸せなマイホーム生活を送るための秘訣です。
マイホームに使えるお金の総額は?「自己資金」と「住宅ローン」
マイホーム購入に使えるお金の総額(=総予算)は、大きく分けて2つの要素で決まります。
総予算 = ①自己資金(頭金) + ②住宅ローン借入額
①自己資金(頭金)
これは、あなたが今持っている貯金の中から、住宅購入のために使えるお金のことです。「え、貯金は全部頭金にした方がいいの?」と思うかもしれませんが、それは少し待ってください!購入後には、引っ越し費用や新しい家具・家電の購入費など、何かと物入りになります。また、病気やケガなど、万が一の時に備えるためのお金も手元に残しておく必要があります。目安として、生活費の半年〜1年分くらいは預貯金として残しておくと安心です。
②住宅ローン借入額
自己資金で足りない分を、金融機関(銀行など)から借りるお金です。借入額の目安として、よく「年収の〇倍」という言葉を耳にしますが、これはあくまでも参考程度に考えておきましょう。先ほどお伝えした「毎月無理なく返せる金額」から逆算して、借入額を決めるのが、最も堅実で安心な方法です。
要注意!物件価格以外にかかる「諸費用」の存在
不動産購入で、多くの初心者が「え、そんなにお金がかかるの!?」と驚くのが、この「諸費用」です。
諸費用とは、物件の価格とは別に必要になる、さまざまな手続きのためのお金のこと。車でいうところの、車両本体価格以外にかかる税金や登録費用のようなものだとイメージしてください。
具体的には、以下のようなものがあります。
- 仲介手数料: 不動産会社に支払う手数料です。
- 登記費用: 「この家は私のものです」と法的に登録(登記)するためのお金。司法書士という専門家への報酬も含まれます。
- 印紙税: 売買契約書に貼る「収入印紙」という切手のようなものにかかる税金です。
- 住宅ローン関連費用: ローンを組むための手数料や保証料など、金融機関に支払うお金です。
- 火災保険料: 万が一の火事などに備えるための保険料。ほとんどの場合、加入が必須です。
- 各種税金: 不動産を取得したときにかかる税金(不動産取得税)や、毎年かかる税金(固定資産税)の精算金などがあります。
この諸費用の目安は、新築物件で物件価格の3〜7%、中古物件で6〜10%ほどと言われています。例えば、3,000万円の中古物件なら、180万円〜300万円ほどの諸費用が別途かかると考えておくと、後で慌てずに済みます。
※税金や法律に関する専門的な内容については、その都度ご説明しますが、詳しくは税理士や司法書士などの専門家にご相談ください。
まとめ
今回は、マイホーム購入の心臓部ともいえる「資金計画」についてお話ししました。
- Point1:「借りられる額」より「毎月無理なく返せる額」を基準に考える。
- Point2:総予算は「自己資金+住宅ローン」。自己資金は生活費などを残して準備する。
- Point3:物件価格のほかに、6〜10%程度の「諸費用」がかかることを忘れずに。
お金の話は少し複雑に感じるかもしれませんが、早めに全体像を掴んでおくことで、安心して物件探しを進めることができます。次回は【Step3:物件紹介・現地見学・購入申込み】です。
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